ひそかな春の訪れを感じる
2月4日が立春で、暦の上では春です。
しかし、寒気が肌を刺す思いで、極寒の感じが強い。
夜の闇はあくまで暗く、暁は遠い。
現代の生活では、自然と向き合う事があまりにも乏しい。
しかし、春は少しずつ少しずつ近づいている。
空の色、サンシューの花芽のふくらみ、方作の黄色の花
梅のつぼみが一つ、二つと咲き始めました。
障子に映る日差しにも。ひそかに春を感じる。
土筆の庭では、春が2、3軒隣にいる事が感じられます。
寒い時は、江戸時代より、四ツ足を薬喰といって、
昔の人たちが禁断の獣肉を食して、寒さから身を守った。
日本は仏教の国であったから、四ツ足は「おやけ」には食べなかった。
寒さを楽しむ風流人は、火を何ものにもまさる御馳走とする。
すき焼鍋、しゃぶしゃぶ鍋を皆で共にいずれも火を囲み、熱々の味を楽しむ。
身も心も暖め合う。
土筆の和牛はA5ですので、真黒いアクは出ず、甘くてとろけるうまさであっさりしている為、
心身共に暖まります。
ゆるゆるとくつろぎ、時間を忘れて語り合う
豚の角煮と伊勢芋とろろ定食
2,080円をはじめました。
角煮と、とろろのコンビが絶妙の味で、食が進みます。
豚の角煮は、じっくり仕込みましたので、
脂こさはなく、柔らかく、あっさりしています、
カラシ味噌と良く合います。
【2月の茶事懐石】
2月24日(火)
11:00~
14,800円
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